知っておきたい車のボディの花粉被害

今回は、簡単ではありますが、この時期自動車のボディに及ぼす花粉の被害のメカニズ
ム及び処置方法をご紹介します。

○花粉被害発生のメカニズム

この時期、車の上には大量の花粉が体積します。

その一粒一粒がカプセル状になっており中身はアミノ酸でいっぱいです。

結露などの水分を利用し固まり、更に水分を花粉細胞内に取り込んでいき、どんどん膨
らんでいきます。

花粉のカプセルが膨らみに耐えられなくなるとカプセルが割れ中からアミノ酸が出てき
ます。

花粉成分のアミノ酸により、自動車ボディに酸性クレーターに似たシミのような物を作
ります。

シミをそのままにしておくと鳥糞害、虫害に匹敵する被害を及ぼします。

花粉被害の怖いところは、鳥糞や虫などは見た目汚れているので直ぐに洗車するのです
が、見た目黄色く見えホコリや、この時期ですと、黄砂にも見え洗車されずにいるケー
スが多いようです。

こまめに洗車する事をおすすめします!

車花粉イラスト
○処置方法

軽度な花粉によるシミの落とし方を紹介します。

①まず付着している花粉をできる限り水洗いします。

②洗車後、シミになっている部分を加熱しシミをふやかせて水拭きします。

※ドライヤーにて加熱の場合は、約80~90℃で2分~3分加熱

※お湯がある場合はタオルを80℃~90℃のお湯に浸し、シミがある場所を加熱

軽度のシミですと上記の方法でかなり落ちます。

でもかなり手間が掛かります。

そうなる前にやはりこまめな洗車が一番です!
 

 

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