冬用タイヤの保ちは、オフシーズンの保管方法によっても大きく変わってきます。
交換した冬用タイヤはどのように保管していますか?
タイヤにとって一番良くないのが、太陽の光に含まれる紫外線です。
タイヤのトレッド面や側面が硬化してひび割れくるのは、
主にこの紫外線によるゴムの劣化が原因となります。
そのため、まずは直射日光の当たらない場所に保管するというのが、
一番のポイントになります。
次に風雨が直接当たる場所や湿気が溜まりやすいところも避けましょう。
例えば、舗装されていない土の上などに直接タイヤを置いておくのはよくありません。
タイヤカバーを掛けた状態で野ざらしにするのも、雨が降ったときにカバーの
内部に湿気が溜まりやすいため、理想的とはいえません。
保管場所としては直射日光を遮れ、なるべく風雨に直接さらされない場所がベストです
。
より理想的なのはガレージの中などの屋内保管が最適です。
屋外に保管する場合も、なるべく雨が直接かからない場所で、地面に直接タイヤを
置かないようにした上からタイヤカバーを被せましょう。
その際、カバーの内部に湿気がこもらないよう、定期的にカバーを外して内部の換気
を行うなどの対策も有効です。
次にタイヤの保管方法ですが、まずタイヤを外したらきれいに洗い、しっかりと
乾かしてから保管します。
そしてタイヤの空気圧を各車のメーカー規定空気圧から半分ほどに落とします。
空気圧が高いままでは、常にタイヤに負荷が掛かった状態となり、やはりタイヤの
劣化を進める要因となります。
保管する際は、タイヤを立てて置くのが基本ですが、ホイールにセットした状態
であれば横積みでも問題はありません。
ただし、タイヤをホイールに組まず単体で保管する場合は、
必ず縦置きで保管して下さい。
横にして積み重ねてしまうと、下のタイヤが重みで変形してしまいます。
冬用タイヤの保管をもう一度見直してみてくださいね。
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