車内冷却用スプレー使用後の注意

ここ数年猛暑が続いていることもあり、

暑くなった車内の温度を瞬時に下げられる

冷却スプレー缶の人気が高まっているそうです。

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手軽な価格で入手でき、暑さ対策のグッズとして取扱店舗も拡大しています。

ただ、一般的なスプレー缶と同じように

可燃性の高いガスを使用していることが多いので、

車内での使用には注意が必要です。

 

冷却スプレー缶の多くはLPGと呼ばれる可燃性ガスを使用しています。

このLPGは空気よりも重く、車内の下方に一定時間滞留しやすいのが

特徴であるため、取扱い時は火気厳禁が絶対条件です。

 

また、衣類の内部にも入り込みやすく、

さらに衣類の繊維内に残りやすい特性があります。

可燃性ガスが衣類に残った状態で、

車内でタバコを吸うためにライターで火をつけると

ガスに引火してしまったという爆発事故も起こっています。

 

こうした事故を防ぐためにも、冷却スプレー使用時の火気厳禁はもちろんのこと、

使用後に火気を取り扱う場合は、車内のエアコンを外気導入モードにしつつ、

窓を開け放った状態で走行し車内の空気を入れ換える必要があります。

 

せっかく冷却スプレー缶で車内温度を下げたことが無駄になるようですが、

可燃性ガスの引火は大変危険であるため、

締め切った車内での使用には格別の配慮が必要です。

 

このほかにも、

車内が高温になり、スプレー缶自体が破裂する事故も起っています。

車内の温度が40度以上になるような場所には放置せず、

使用したらできるだけ、車外に出しておくようにしましょう!

 
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