エンジンについているベルト

車のエンジンにはいくつかのベルトがついています。

 

エンジンについているベルト類には、

エンジンの内部に組み込まれているタイミングベルトを除くと、

ファンベルトやオルタネーターベルト、エアコンベルト、

パワーステアリングベルトなどがあります。

 

エンジンの種類によっては、

1本のベルトでエアコンやパワステなどをすべて駆動しているものもあります。
また2~3本のベルトが、

それぞれ必要な補機類を回転させているものもあります。
これらのベルト類は、もし切れてしまうと、

それぞれ駆動している機構が作動しなくなります。

 

 

たとえば冷却用のウォーターポンプを

駆動しているベルトが切れるとエンジンはオーバーヒートしてしまいます。
また、発電用のベルトが切れると充電できなくなり、

バッテリーが上がってしまいます。

 

 

ベルトの中で、もっとも運転に直結するものがパワーステアリングベルトです。

切れることはめったにありません。

万が一切れた場合でもステアリングの操作は可能です。

 
しかし、実際に切れた瞬間は、

突然驚くほどハンドルが重くなりますので、危険度はかなり高いといえます。
その為、定期点検時にはきちんとゆるみをチェックし、

状態に応じて適宜交換することが必要です!

 

 

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