タイヤの空気漏れの原因と対策

タイヤの空気圧チェックは定期的にやっていますか?
とくに異常が見あたらないのに、
何となくエアの減りが早いという場合があります。

タイヤ (5)

パンクでもないのにエア漏れが早いという
場合のチェックポイントは下記の通りです。

 

一つ目は、タイヤのバルブ、つまり空気を入れるところです。
タイヤのバルブの構造は、筒の中にネジが作ってあり、
その中にバルブ・コアというゴムの付いた弁が入っています。

 

このバルブ・コアのゴムが傷んでいたり、
小さなゴミを噛んでいたりすると、わずかにエアが漏れるようになります。

 

空気を入れた後に、注入口に石けん水やツバをつけて泡が出ないかを
チェックするのは、この機能をチェックするためです。

 

バルブ・コア自体の交換は、空気を入れ直す必要がありますが、
比較的簡単に交換できますよ。

 

二つ目は、バルブとホイールの取り付け部です。
ホイールとバルブの取り付け部が緩んでいたり、
サビや腐食が発生していたり、パッキンのゴムが
割れていたりすると、そこからエアが漏れてきます。

 

問題がありそうな場合は、タイヤ交換時に新品に交換するのがベストです。
また、ホイール側に腐食がある場合は綺麗にしておく必要があります。

 

バルブ関係には問題ないのにエアが減るという場合は、
ホイールとのマッチングを疑ってみて下さい。

 

さらに、ホイールとタイヤの接触面の状態も重要です。
これは、ホイールにタイヤが付いてない状態でしか見ることができないので、
タイヤを組み込む時にプロの方に気を付けて貰うしかありません。

 

ホイールのリムとタイヤのビード部分の密着性が低下している場合があります。
気になる場合は、ディーラーか整備工場で見て貰うことをおすすめします。