基本はネジを緩めるところから

車のメンテナンスに挑戦するときに、
多くの方が失敗・挫折してしまう要因は、
ネジを上手に緩められないという事があります。
ねじ

数ヶ月~数年間放置されていたネジは、硬直し、
ひどいケースでは錆びてしまっています。

この場合、工具を使っても
軽く力を入れるだけでは回らないネジも多くなります。

 

余計な力を加えたり、支点がずれて間違った方向に力が加わってしまうと、
ネジ山が潰れてしまい、余計にネジを緩めにくくなってしまいます。

 

このようなときには、
ネジの緩め方や締め方にはちょっとしたコツがいります。

今回は、ネジの緩め方のコツをご紹介します。

 

ドライバーや六角レンチなどは、工具を入れたらネジに対して
必ず真っ直ぐ抑え付けるように押しながら工具を回す事が必要です。

 

ここで重要なのは、斜めなど間違った方向に力を入れない事です。
硬いネジだとついつい力ずくで回そうとしてしまいます。
でも強引に力をいれると無意識のうちに間違った方向にも
力が加わってしまうので気をつけてください。

 

ある程度の力を加えても回せない時は、一度諦めて違う方法を探しましょう。

まず最初におすすめなのは、ネジに油をさす事で、潤滑油を利用します。
クレ5-56などでも効果はあります。

 

より効率的に油を浸透させたいのであれば、ワコースの「ラスペネ」
という潤滑油を活用すると強力です。

 

次に油をさしてもダメな時は、工具を大きくする事を考えます。

 

ドライバーであれば、先のネジ山と噛ませる部分が大きいタイプにし、
ボルトタイプであれば、より持ち手が長くテコの原理を活用できる工具を使用します。

 

工具がない時は持ち手に何か他の物をかまして、
同様にテコの原理を活用する工夫をすると良いでしょう。

 

車のメンテナンスに挑戦する時は、作業を始める前にこのようなネジを

緩めるコツを理解しておくとスムーズに作業を進めることが出来るかもしれません。

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