バッテリーの点検と冬対策

バッテリーの能力は、バッテリー液の温度にも左右されます。

修理

冬には、液温が下がることで、バッテリーの能力は極端に低下します。
日頃のメンテナンス不足や寿命が近づいているバッテリーは、
気温の低い地域に行くと、エンジンが始動できなくなることが
あるので注意しましょう。

 

 

寒冷地に出かける前には、バッテリーの電圧が十分か確認しておく必要があります。
バッテリーの点検方法としては、液量と比重を調べます。
液量は適正範囲内にあるか確認し、不足しているようなら
バッテリー液の補充が必要です。

 

 

また、バッテリー液の比重は、バッテリー上面のキャップを外し、
比重計を使って確認します。
比重計の目盛りが1.26から1.28の間にあれば問題ありません。
 

 

さらに、余裕があれば電圧も計測します。
比重計や電圧計を持っていない場合は、ガソリンスタンドでの
給油時に確認してもらう方法があります。
 

 

また、もちろん整備工場での確認も可能です。
比重が正常でなかったり、電圧がエンジン停止時で10ボルト以下の
低い数値である場合には充電、あるいは3年以上交換していなければ、
そろそろ寿命です。
新品に交換する必要があります。

 

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